2014年8月9日土曜日

3DプリンターBonsai BS01をアルミベッド化


愛用中の3Dプリンター Bonsai BS01ですが、最近パーツのアップグレードを実施したので、換装の手順などを備忘録を兼ねてご紹介します。


デュアルモデル発売
先日、Bonsaiが2ノズルタイプの「BS01 Dual」を製品発表しました。
1ヘッド2ノズルの超小型パーソナル3Dプリンタ「BS01 Dual」の予約販売スタート

自分のBS01と違うのは、ノズルが2基になって同時に2種類のフィラメントを出力できるようになった点です。これによって色の違うフィラメントを混ぜたり、サポート材に別の素材を利用する事が出来ます。

面白いのは、1ノズルのBS01ユーザーに対してデュアル化のためのパーツの販売も始めた点で、¥25,800で現行ユーザーもアップグレードが出来てしまいます。

元々デュアル化を見越した設計だったのでしょうが、こうした仕組みは長く使っていく上でユーザーには嬉しい計らいです。
アルミベッド化
さて、今回自分がアップグレードをしたのは上記のデュアル化ではなく、テーブルベースのアルミ化です。

厳密にはヒートベッドの足の部分なのですが、元々BS01のベッドはMDFで出来ており、木材ゆえに熱によって変形を起こす為、ベッドの水平を割りと頻繁に手作業で調整をする必要がありました。


この問題を解決する為に、岐阜県にある駄菓子と3Dプリンターのお店「駄菓子屋工房 エランズクラフト」さんが、BS01専用のアルミ製ベッドを製造・販売されています。

今回、このアルミベッド+焼入研削のガイドシャフトの2つのパーツをアップグレードしました。

ベッド換装
以下、実際の換装作業です。

ベッドのヒーターの電線を結束しているタイラップを切ります。




ベッドの四隅のローレットネジを外します。



ヒートベッドをテーブルベースから外します。この時ネジが飛んでいかないように注意が必要です。



筐体の右側の窓を通して、外したヒートベッドを除けておきます。



テーブルベースを外すには、先にZ軸のリードスクリューを取り外す必要があるので、まず底面のMDFを外します。







この状態になったら、アーレンキーでカップリングのイモネジを緩めてリードスクリューを取り外します。カップリングの上側のイモネジだけで大丈夫です。



リードスクリューを指で回してテーブルベースから抜き取ります。



続いてZ軸ロッド2本を取り外します。





Z軸ロッドの天板が外れたら、テーブルベースを抜き取ります。



続いてZ軸ロッドを回して外します。



新たにエランズクラフト製 焼入研削ガイドシャフトを取り付けます。新品パーツなので一応パーツクリーナーで脱脂して、グリスを塗布しました。



グリスはAZという所のリチウムグリスを使いました。



新たにエランズクラフト製アルミベッドを取り付けるのに、既存のテーブルベースのリニアブッシュと真鍮ナットを換装します。




出来た。



Z軸ロッドを通して、アルミベッドを取り付けます。
(※写真は真鍮ナットを取り付け忘れてるので、この後取り付けました)



筐体の外に除けていたヒートベッドをアルミベッドに装着します。ネジを挟む際に飛んで行く可能性があるので注意が必要です。



純正のローレットがアルミベッドに合いそうになかったので、別途ステンレスのローレットを調達しておきました。





ヒートベッドの電線を再びテーブルベースに結束します。タイラップが無かったので、ケーブルをまとめるアレで結束しました。



底面のMDFボードを元に戻します。



以上で完成です。



実際に換装後の使用感ですが、調整時のブレがなくなり調整の頻度が圧倒的に減りました。プリントしようと思う時にテーブルの調整は割と億劫な作業だったので、非常に嬉しいです。

こうしたパーツだけのアップグレードが出来るのは自作PC的な楽しさがあります。今後もこういうグレードアップパーツが増えると、ますます面白くなりそうです。